月夜にひとり  そっと、

月




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番外編




セピアの夜に夏の少し前は、いつもなつかしい空気を思い出す静かで、やさしくて、とても幸せな

あの日の私が恋しいわけじゃないけどただ、なつかしくて、少し照れ笑い

遠い記憶のかたすみのセピア色した写真のように少女の私が笑いかける

こんな夜は、あなたのことをとても近くに感じてまるで、子供のころから知っているようなやさしい関係になっていく

 

すこしだけ・・・・クスクス
今、あなたの声がしたような気がしたの私の名前を呼ぶあなたの声

揺れる感覚の中であなたの香りに包まれるこんな夜は、あなたも私のことを思ってグラスをかたむていたらいいのにな・・・なんて

ひとり部屋の中、写真のあなたにあっかんべ~~~

ちょっと、飲みすぎてしまったかしら小さなこどもみたいに少しイタズラがしたくなる

こんな私も見せてあげたいな・・・

グラスの中で微笑んでるあなたに、とびきりのkissをあげる

 

永遠(とわ)に

この想いは、枯れることなく生き続ける、信じ続けることは、そんなに簡単なことではないかもしれない

つらくて、哀しくて、淋しくてそんな思いに、ふと負けてしまいそうになることもある

それでも、自分の心に素直になって決めたのだから・・・

それが、自分にとって最高の幸せだと思えるから永遠の輝きを、見つけるために

今を、この瞬間をとても大切にしたいと思う

あなたとなら、二人なら

きっと、見つけられる

永遠を・・・

 

夜明け前

月が、もうすぐ消えてしまいそうな時間とても静かな時間

また、朝が来たらいつもの日々が始まるそんなことは、わかっているのに

とても、一人だと・・・・感じる

朝など来ないかもしれないと、目をふせる、たよりない心に消えかけた月が、涙を流す

このまま、静かな闇の中へ消えてしまいたいと窓からは、暖かい光が入ってきた・・・

まだ、頑張れるはず自分を信じて、歩いて行ける

 

Dear・・・・・

愛しきひとへ・・・・

静かな夜も、激しい雨の夜も

あなたを思って越えられる

あなたの笑顔に逢えるなら

何もつらいことはない

あなたと出逢うまでの、今までの時間はとても長くて探していた、心の半分にやっと出逢えた


二度と離れはしない
 




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