月のお話から

月



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一夜

まずは月のお話からかな・・・やっぱり桜吹雪の中の春の月は、少し眠そうでとてもやさしくて幸せな気持ちにさせてくれるよね・・・

でも、私の好きな月は、冬のとても寒い夜、氷の輝きをふりそそぐ感じかな・・・

美しさに魅せられて、その冷たさに惑わされていく

三日月のような、たよりなげな人に恋をしたこともある。

いつも,哀しくなるような、不確かで揺れる恋。

今は,満月の力強さとやさしさを持つ、ひとが好き。

明日から、欠けていくとわかっていても、美しく光を放つその潔さに憧れる。

月の光は、人の心を狂わせるなんて、本で読んだことがあるけど、それほどまでに心魅了することができるなて・・・

憧れて・・・憎らしくて・・・
また今夜も、窓からは鮮やかな月の灯り・・・

さて、一夜目はこんなところで・・・




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