~幻のように~ |
|
|
|
|
|
TOP | 次へ |
十四夜 | |
これは夢の中なのでしょうか 起きているときでさえ、夢を見ているようなの なんだか、たよりなくなっていく自分の感覚 とてもやさしく、あなたはいつも包んでいてくれるから 全身の力をあずけて、溶けていく・・・ すべてを忘れてなにもない静かなところへと・・・ 雑踏の音が、遠くへ消えていくこのときが好き終わりのない闇を、漂いながら流れていく 恐いものなんて、何もないわ・・・ そう言って、笑いながら瞳をそらすたとえ強がりでも・・・ こんな夜は、一瞬の幻でも許してしまいたくなる 信じてる・・・・ありきたりの言葉は言わない 今、感じる体温がすべてだから・・・ グラスを一気に飲み干して 顔を上げていく・・・ たとえ幻でも、あなただけ・・・ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(C)koko1web-2000~
H P(転用転載禁止) |